麦茶の効能効果とは?ノンカフェインでメリットいっぱい!?
麦茶はミネラルが入っていて身体に良い!と言われていますよね。
ノンカフェインで水分補給に最適と言われたりもしますが、具体的にはどんな効能や効果があるんでしょうか?
今回は麦茶を飲むことによって得られる健康効果や効能を調べてみました。
また、副作用があるのかや、麦茶以外のカフェインを含まないお茶についてもご紹介します。
麦茶の効能
血液をサラサラにする
麦茶の香ばしい香りの元はアルキルピラジンという成分なのですが、この成分には血液をサラサラにする働きがあるんです。
血栓予防もしてくれますし、肩こりや冷え性といった日常の悩みから、心筋梗塞や脳梗塞などと言った血管系の疾患を予防するためにも、継続的に麦茶を飲む事は身体に良いとされています。
香りの良い麦茶ほど効果も抜群で、コップ1杯で90分以上も効果がある事が分かってます。
むくみや高血圧の改善も期待できる
麦茶にはミネラルが含まれると言われますが、そのミネラルとは主にカリウムの事をさしています。
カリウムはナトリウムという塩分を排出する働きをしてくれます。
塩分は高血圧やむくみの原因になりますから、その原因を体外に出すことで改善が期待できるんです。
抗酸化作用でガン予防や美肌にも効果が
麦茶には抗酸化作用のある成分p-クマル酸が多く含まれています。
このp-クマル酸はニトロソアミンという発がん性物質の生成を抑制してくれますし、同じく発がん性が高く、パーキンソン病の進行にも関係すると言うペルオキシナイトライトという物質を抑える効果があると証明されているんです。
また、抗酸化作用には美肌効果やアンチエイジングといった美容面の働きもありますよね。
むし歯予防効果も期待できる
p-クマル酸は虫歯菌が歯肉の細胞に付着することを防ぐ働きもしてくれるんです。
もちろん食後に歯磨きをするのが最適ですが、外出時など歯を磨けない時は食事の最後に麦茶を飲んでおきたいですね。
胃の粘膜も守ってくれる
麦茶に含まれるアラントインという成分は、胃の粘膜を保護する働きがあります。
また胃を刺激するカフェインも麦茶には含まれていませんから、麦茶はまさに胃にやさしい飲み物と言えますね。
メリットがあればデメリットも?副作用ってあるの?
身体に良いことがたくさんある麦茶ですが、副作用なんてあるんでしょうか?
飲みすぎるとむくみの原因に
カリウムの利尿作用でむくみを解消してくれる麦茶ですが、過剰に飲み過ぎると逆にむくみの原因になります。
麦茶じゃなくても、水分を摂りすぎるとむくみますよね。
冷え性を招くこともある
麦茶は身体を冷やす作用もあるので、特に夏は冷たい麦茶をたくさん飲む方も多いかもしれませんが、飲み過ぎると冷え性になってしまったり、身体が冷えすぎてお腹を壊すこともあります。
食事中は控えめに
食事中に水分を大量に飲むと、胃液が薄まってしまい消化不良を起こすことがあるんです。
どのデメリットも麦茶にかぎらず、水分の過剰摂取で体調不良になるという事ですね。
目安は1日2リットル程度までにした方がいいです。
カフェインが含まれないお茶は他にもある?
麦茶はノンカフェインですが、緑茶やほうじ茶にはカフェインが含まれていますよね。
チャノキのカフェインは茎よりも新芽に多く含まれるそうで、煎茶や玉露などはカフェインが非常に多いんです。
ですが、チャノキの茶葉を使わないお茶ならばノンカフェインのお茶はたくさんあります。
はと麦茶
麦茶は大麦から、はと麦茶はハト麦から作られます。
美肌効果が期待でき、鉄分も多く含まれていて貧血予防にもオススメです。
杜仲茶
ダイエット効果のあるお茶としてご存知の方も多いでしょうか。
コレステロール値の上昇を抑える働きがあり、メタボ対策にオススメです。
そば茶
食物繊維が豊富なそば茶は便秘予防にもオススメです。
そばアレルギーの方はご注意くださいね。
黒豆茶
黒豆のイソフラボンで骨粗しょう症予防や、アントシアニンで眼精疲労にも効果があるそうです。
普段は麦茶を飲んでいる方も、時々気分転換で他のお茶を飲んでみるのも良いですね。
まとめ
以上、麦茶の効能について書かせていただきました。
麦茶の効能は
- 血液をサラサラにする
- むくみや高血圧の改善
- 抗酸化作用でガン予防や美肌にも効果が。
- むし歯も予防
- 胃の粘膜も守る
と、良いことがたくさんでしたね。
昔から飲まれ続けているのには、しっかりと理由があるんですね。
ノンカフェインなので小さなお子さんや、寝る前に飲んでも安心ですし、水分の摂りすぎにならない程度にどんどん飲みたいですね。
それでは、この記事があなたのお役に立てれば幸いです!