麦茶の栄養成分は?タンニンやカテキン含有量は?
あなたは、麦茶の効果を知っていますか?
最近では、麦茶のミネラル成分!と謳っているCMがあるのを私は見かけます。
簡単に作ることができて、体にも良い!
ですが、どんな成分が入っていて、どんな効果があるのか。
麦茶の成分まで知っている方はなかなかいないのではないでしょうか?
「麦茶にはミネラルが入っているみたいだけど、体にどんな効果があるの?」
「タンニンやカフェインが入っていないってホント?」
知らないで飲んでいては体の変化にも気づくことができません。
この記事ではタンニンやカテキン含有量も含めて読んで麦茶の栄養成分について解説します。
麦茶の栄養成分
麦茶は、家庭でも簡単に作れる飲み物です。
麦茶にどの程度栄養成分が含まれるのか詳しく見ていきたいと思います。
麦茶の成分表
文部科学省が5年ごとに出している麦茶に入っている栄養成分で確認してみましょう。
麦茶50g/湯1500ml
エネルギー | 1kcal |
---|---|
水分 | 99.7g |
タンパク質 | 微量 |
カリウム | 0.3g |
カルシウム | 6mg |
リン | 2mg |
亜鉛 | 0.1mg |
文部科学省「日本食品標準成分表」(2015年版)から参照
ミネラルの総量は9.1mgみたいですね。
一円玉が1gで、1g=1000mgです。
グラムで測ると0.0091gです。
ミネラル総量とても少ないのが分かりますか?
私は、この量の少なさにびっくりしました。
しかし、ミネラルとは人間の体の中から作り出すことのできない成分です。
摂取することはとても大事です。
しかし、麦茶を飲んでいればとれるとは思わないでください。
ミネラルの量は少ないので、日々の食事からとるように心がけましょう!
ミネラルは、特に夏場は汗をかくときに失うので、水分補給でミネラルを摂取できることはとても必要なことです。
次に、麦茶のカロリーは100ml当たり1kcalです。
カロリーがないと言っても過言ではありません。
ダイエット中の水分補給にいいですね。
麦茶に含まれるミネラルの役割
ミネラルって聞いたら体に良いものだとイメージします。
各成分について、体への効果を見ていきましょう。
ミネラルって何がいいの?
まずミネラルとは、簡単に言うと、体の機能をスムーズにすることのできる成分のことです。
ミネラルは基本的に、炭素・水素・窒素・酸素以外の必須元素のことを言います。
ミネラルを摂取すると、体の調子を整え、体の組織を作ります。
カリウム
カリウムは、アルカリ金属元素のひとつで、体の中では血圧や細胞の浸透圧の調節をします。
結果的に、高血圧の予防になります。
厚生労働省では、3、40代の成人女性は2000mgのカルシウムを取ることが基準とされています。
カルシウム
骨を作るのに欠かせないミネラルの一つで、皆さんもよく知っているのではないでしょうか。
骨の99%はこのカルシウムでできているので、積極的にとらないと骨がスカスカになったりします。
お茶に含まれていなくても積極的にとらないといけないミネラルの一つです。
リン
あまり聞きなれませんが、リンもまた骨や歯に必要なミネラルです。
体の中にあるミネラルの中で、カルシウムの次に多いのがリンです。
リンは多くの食品に入っているため、逆にとりすぎに注意するミネラルになります。
亜鉛
動物が生活していく上で必要な酸素を運ぶのに必要なミネラルの一つです。
人間の体の中に2000mg存在し、いろいろな体の機関で使かわります。
髪の毛がつやつやになったり、お肌の調子が良くなったり、ちょっとした体の不調に効きます。
特に、亜鉛は代謝の抑制に効果があります。
ミネラル以外の成分について
ミネラル以外の成分については、エネルギー・水分・タンパク質・炭水化物があげられます。
エネルギーに関しては、女性の方は特に気になる部分ではありますが、1500mlで1kcalです。
500mlの麦茶ペットボトルだと、たいてい0kcalと記載されています。
タンパク質と炭水化物は、微量で日々の食事でもよくとるものです。
麦茶に入っていて気にすることはありません。
麦茶の効果
ミネラルが含まれていることから、麦茶には多くの体への効果が期待できます。
- 抗酸化作用
- 利尿作用
- 便秘解消
- 体を冷やす
- 血流を促進する
- 血液をサラサラにする
- 胃の粘膜保護
- 熱中症予防
- 虫歯予防
- 美肌
病気の予防、日々の生活の中での小さな綺麗さを作ることのできる飲み物なのです。
血流が良くなり、母乳が出やすくなるなどの、妊婦さんにもとてもうれしい効果が期待できます。
しかし、妊婦さんにとって体を冷やすことは、よろしいことではないです。
ですので、過剰な麦茶の摂取は避けましょう
ミネラルを取ることのできる飲み物は、皆様の周りには多く存在します。
ポカリスエット・アクエリアス・炭酸水の中にも入っている物があります。
しかし、その中でもは麦茶をお勧めします。
その理由は、糖質の少なさです。
運動した後だと、糖も体の外に出てしまうため摂取していいと思います。
しかし、日常生活の中での飲料水なら、糖質のない麦茶が、ミネラルを取ることのできる飲み物なのです。
また、麦茶は血液をサラサラにする効果があることから、筋肉への血流量などが多くなり、むくみや冷えの改善にもつながります。
しかも、血流が良くなるとイライラを抑制する効果やリラックス効果があるのです。
麦茶パックのミネラルについて
自宅で作っている方の中で煮出し方法を使っている方もいるでしょう。
熱をかけることで、ミネラルにどんな影響があるか気になりますよね。
実は、何も関係ないのです。
逆に煮出しは、成分を一番効率よくパックから出すことができます!!
麦茶に含まれるカフェイン・タンニンは入ってる?
コーヒーや紅茶に良く含まれているという、カフェイン・タンニン。
麦茶には入っていないです。
しかし、入っていないからどんな利点があるのか、麦茶の良さに詳しくなりましょう。
カフェイン:入っていない。
茶は、麦の茶と書いているだけあって麦から作られています。
そのため、紅茶やコーヒーと違いカフェインが入っていません。
カフェインが入っていないことで、心拍数の増加や興奮、震えなどの症状が出ません。
この心拍巣の増加や興奮が、目が覚める効果の理由ですね。
また、妊娠中の情勢はカフェインの摂取を控えるほうが良いと知られています。
老若男女問わず、安心して飲めますね
タンニン:入っていない。
タンニンとは、鉄分が体内に吸収することを邪魔します。
貧血になりやすい人には大敵です。
鉄分は、疲労回復や免疫力の向上、シミ予防など多くの利点があります。
ですので、鉄分の吸収を妨げるタンニンの入っていない麦茶はとても体にいいのです。
まとめ
今回は、麦茶の成分について説明していきました。
- 麦茶にはカロリーがほぼないため、ダイエットなどでも安心して飲むことができます。
- ミネラルが含まれているため、体の調子を整えることができます。
- 麦茶には多くの効果があり、日々の生活の中で体の改善を試みることができます。
- 他のミネラルが含まれている飲み物に比べて、カロリーがないため摂取しても太るなどの心配はない。
- 自宅で作る時に、お茶に熱を通しても問題はない。
- カフェイン・タンニンが含まれてないため、安心して飲むことができる。
麦茶を飲む事で利点はとても多いです。
普段飲んでいる麦茶には多くの利点があり、またカロリーもほぼないです。
安心して老若男女が麦茶を飲むことができますね。
利点を知っているからこそ、自分の体の変化についても知ることができます。
また、体を冷やしすぎるなど、知っているからこそ対策をすることもできます。
私も、運動の後麦茶を飲んでいて、カロリーについて少し心配でしたが、思う存分飲むことができます!
体は冷やさないようにしないといけませんけどね。
あなたもぜひ麦茶を飲んで健康な体作りを目指してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。