麦茶と緑茶、体にいいのはどっち?目的に合わせて選ぼう!
麦茶と緑茶どっちが好きですか?
人によって好みは色々ですが、自分が好きで飲んでいるものが体にも良いと言われると嬉しいですよね。
今回は一般的に家庭でよく飲まれている麦茶と緑茶のどちらが体に良いのかを調べてみました。
また、いつでも飲めるように持ち歩くにはどちらが良いのかや、お茶をいれた後に残る大麦や茶葉の活用法などもご紹介します
麦茶と緑茶は、どんな風に体に良いの?
麦茶と緑茶はなんとなく体に良さそうな気はしますが、どんな効能があるんでしょうか。
よく聞くフレーズとしては「水分補給には麦茶が良い」とか「インフルエンザの予防には緑茶がオススメ」というのを聞きますよね。
ここで、それぞれの効能や成分を見てみましょう。
麦茶
- 体を冷やす働きをする。
- GABAが含まれていてリラックス作用がある。
- ノンカフェインなので小さいお子さんや妊婦さんも安心して飲める。
緑茶
- 殺菌作用のあるカテキンが含まれている。
- ビタミンCが含まれている。
- カフェインが含まれているので興奮作用や利尿作用がある。
どちらも抗酸化作用がありますし、動脈硬化や高血圧対策にも効果もあります。
麦茶も緑茶も体に良いことは間違いないので、目的に応じて飲み分けるのがオススメです。
夏場の熱中症対策には麦茶を、冬場のインフルエンザ対策には緑茶というのは、まさにこの通りですね。
ほかにも夜、寝る前に飲むものは興奮させるようなカフェインが含まれていない麦茶が安心ですね。
マイボトルで持ち歩くのにオススメなのは麦茶?緑茶?
仕事中やお出かけの際にもマイボトルなどでお茶を持ち歩く方も多いですよね。
そんな持ち歩きに適しているのは麦茶と緑茶、どちらだと思いますか?
好きな方を持って行くという答えもありそうですが、実は麦茶の方がオススメなんです。
緑茶を長時間保管しておくと、カテキンが酸化してタンニンという物質ができます。
このタンニンは渋味のもとなんです。
そして緑茶の色を茶色に変色させてしまう働きもあるんです。
渋くて色も茶色くなってしまった緑茶は、やはり味も落ちてしまいます。
その点、麦茶は味が落ちにくいので持ち歩きにも最適なんですね。
飲むだけじゃない!?麦茶や緑茶の活用法
やかんで麦茶を煮出したり、急須で緑茶を入れた後に残った大麦や茶葉はどうしていますか?
捨ててしまうという方がほとんどなのでは無いでしょうか?
実はこの茶殻はおうちのお掃除や消臭に活用できるんです。
- 煮出した後の麦茶パックでガスコンロの油汚れをこすると、びっくりするくらい簡単にきれいになります。
- 急須に残った緑茶の茶葉を、電子レンジで加熱するとレンジ内の消臭が出来ます。
- 魚を焼いた後のグリルの消臭にも茶葉は大活躍で、お皿に乗せた茶葉をグリルに入れておくと魚の臭いをぐんぐん吸い取ってくれます。
- 乾かした大麦や茶葉は、だしパックに入れて玄関などに置いておくと天然素材の消臭剤になります。
今までは捨てるだけだった大麦や茶葉も、使い方次第では大活躍ですよね。
まとめ
以上、麦茶と緑茶のどちらが体に良いのか、について書かせていただきました。
違いについてですが
- ノンカフェインの麦茶は水分補給をしたい時や寝る前にオススメ。
- 冬場のウイルス対策には緑茶が効果あり。
- マイボトルでの持ち歩きには麦茶が最適。
- お茶を飲んだら茶殻でお掃除に活用しちゃおう。
ということでした。
私も麦茶を常に水分補給として飲みますが、冬場に外から帰った時などは緑茶を飲んだりしてみようと思います。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!