飲む点滴!甘酒の栄養成分とその効果効能とは?
甘酒は栄養素が豊富で健康にいいというのは良く聞く話ですが、具体的にどんな成分が体に良くて、どういった効能があるのかご存知ですか?
私は甘酒に酵素が含まれている事くらいしか知りませんでした笑
でも、実は甘酒にはもっといろいろな秘められたパワーがあるんです。
甘酒は飲む点滴と言われるだけあって、特に疲労回復には絶大な効果を発揮します。
そのため、体調不良や夏バテなどで食欲が落ちた場合などに甘酒を飲むのがとってもおすすめ。
この記事では甘酒の栄養成分とその効果効能についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
甘酒を飲む効果:免疫力アップ
腸の中には大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類が生息していることご存知でしょうか。
3種類の菌のうち、腸内で一番多いのは日和見菌だと言われています。
この日和見菌、普段はこれと言って何をするわけでもありません。
しかし「日和見」という名前の通り、腸内環境が悪くなって善玉菌が減り、悪玉菌が増えると日和見菌が悪玉菌の味方をするようになります。
そうすると悪玉菌が増える→日和見菌が味方する→さらに悪玉菌が増え、善玉菌が減るという悪循環に陥ってしまうというわけです。
一度腸内環境が悪化してしまうとそれを改善するために最低でも2週間からひと月はかかります。
日頃から腸内環境を整えることが非常に重要だということはおわかりいただけるでしょう。
甘酒には善玉菌の栄養となる麹菌や食物繊維、オリゴ糖などが豊富に含まれています。
そのため、甘酒を積極的にとることで結果的に腸内に善玉菌が増え、免疫力がアップするというメカニズムです。
腸内環境を整えるために甘酒を飲むのは非常に有効だと言えるでしょう。
甘酒に含まれるブドウ糖は疲労回復効果抜群!
麹菌が米麹を分解する過程でブドウ糖がつくられるため、甘酒にはブドウ糖が豊富に含まれています。
ブドウ糖は主に私たちが体を動かす時のエネルギー源となるもので、疲労回復にも効果を発揮するのです。
それ以外にも、甘酒に含まれているアミノ酸やビタミンB群などの成分は、市販されている多くのスポーツドリンクにも含まれています。
したがって、体調不良の際や、運動時の水分補給としても甘酒を飲むとよいでしょう。
甘酒は高齢者や子供でも安心して飲める
市販されているエナジードリンクはカフェインが含まれているものも多く、妊婦さんや授乳中のママさんなど、飲むことの出来ない方もたくさんいます。
そんな場合は、飲む点滴と呼ばれる甘酒を飲むのがおすすめ。
米麹からつくられた甘酒なら栄養満点で、しかもアルコールが含まれていません。
したがってアレルギーのリスクがなく、高齢者はもちろんのこと、妊婦さんやお子さんなどでも安心して飲むことができます。
ただし、赤ちゃんはまだ腸内環境が整っていないため、甘酒をあげる場合は事前に医師に相談してください。
また「糖尿病患者」「下痢の症状がある人」「糖質制限をしている人」については、甘酒を飲まないほうがいい場合もあります。
上記に当てはまる場合は、医師に相談してから甘酒を飲むようにしましょう。
まとめ
以上、甘酒の栄養成分とその効果効能についてご紹介させていただきました。
甘酒の栄養成分とその効果効能は次の通り。
・麹菌や食物繊維、オリゴ糖などが餌になり、腸内の善玉菌が増殖することで免疫力がアップする
・甘酒に含まれるブドウ糖には疲労回復効果がある
大きくは上記の栄養成分の働きによって、肉体疲労を回復させることができます。
私も甘酒を毎日飲むようにしてからは、1年に1度風邪をひくかどうかというくらい健康になりました。
もしも体調を崩しても、しっかりご飯を食べて早めに寝るようにするだけで、翌朝には回復していることが多いんです。
仕事や育児などで忙しいと、食事がおろそかになり体調を崩しがち。
しかし、普段の食事に甘酒をプラスしたり、間食の際に甘酒を飲んだりすることで不足している栄養素を効率的にチャージすることができます。
ぜひ毎日の食生活に甘酒を加えてみてはいかがでしょうか。