自家製甘酒の作り方〜米麹編〜米麹の入手場所も

自家製甘酒の作り方〜米麹編〜米麹の入手場所も

自家製甘酒の作り方〜米麹編〜米麹の入手場所も

最近の健康ブームで一躍脚光を浴びている甘酒ですが、市販品を飲んでどの程度効果があるのか疑問に思ったことはありませんか?

 

実のところ、市販されている甘酒は作られてから店頭に並ぶまでの過程でそれ以上発酵が進まないようにするため、加熱処理をされていることがあります。

 

 

甘酒に含まれている酵素などの成分は熱に弱いため、私たちの口に入るときにはその成分がすでに壊れてしまっている可能性があるということです。

 

私はそれを知った時「せっかく買ったのに…」となんだか損した気分になりました。

 

 

そんなわけで、健康のために甘酒を飲むなら市販品よりも断然自家製がおすすめ!

 

炊飯器を使えば、だれでも自家製甘酒を作ることができますよ。

 

 

この記事では自家製甘酒の作り方や米麹の入手場所についてご紹介していきます。

 

参考にしてみてください。

栄養満点!自家製甘酒の作り方〜米麹編〜

 

自家製甘酒の作り方はいくつかあるのですが、今回紹介するのは米麹と炊いたご飯を材料にして、炊飯器を使って作る方法です。

 

 

(材料)

 

  • お湯(70℃)…400ml
  • 炊いたご飯…330g(約1合)
  • 米麹…200g

 

 

(作り方)

 

  1. ご飯をひと肌くらいまで冷ます。
  2. かき混ぜ終わったら、60℃前後になっているかどうか温度計でチェックする。
  3. 炊飯器の蓋を開けたまま保温をスタート。
  4. 米麹が乾燥してしまうのを防ぐため、水にぬらした清潔な布巾を米麹に直接つかないようにしてかぶせる。
  5. 様子を見ながら、30分〜1時間に1度くらいの頻度でかき混ぜる。
  6. 必要に応じて5→6の手順を繰り返し、60℃をキープしたまま8時間発酵させる。
  7. 米麹が黄色味がかり、甘酒特有の甘いにおいがしてきたら完成!

 

 

(ポイント)

 

米麹の温度が高すぎても低すぎても、うまく発酵が進みません。

 

炊飯器にかぶせた布を外したり、米麹をかき混ぜたりして常に60℃がキープされているかを確認しましょう。

 

前日に残った冷ご飯を使う場合は、米麹の温度を急激に下げてしまわないようにあらかじめ冷蔵庫から出して常温に戻しておく必要があります。

 

 

また、作っている途中に腐敗菌が混入すると失敗してしまうため、使う道具は清潔にしておくことが重要です。

 

もちろん、米麹をかき混ぜる時はその前にきちんと手を洗ってくださいね。

米麹の入手場所は?

 

最近はスーパーでも最低1〜2種類の米麹が販売されています。

 

色々試して自分好みの味を探してみるのも楽しそうですね。

 

 

米麹を使えば自家製の塩麹やお味噌を作ることもでき、単価も安くなるため、一度にまとめ買いをするのがおすすめ。

 

ご近所に味噌屋さんがあれば、そのお店で使っている独自の米麹が購入できるかもしれません。

米麹は2種類ある

実は米麹にも2種類あります。

 

 

1.生麹

作られてからなんら加工されていないものが生麹です。

 

生麹を使っても甘酒を作ることができますが、「生」というだけあって日持ちがしないため、あまりおすすめできません。

 

また、生麹はスーパーで取り扱っていないことも多く、取り扱っていた場合でも販売価格が300gで500円前後と割高です。

 

 

もしも気になるようなら、味噌屋さんなどに問い合わせをしてみるとよいでしょう。

 

事前に購入の予約ができたり、100g単位で量り売りをしてくれたりと融通がきくお店もあるようです。

 

 

2.乾燥麹

 

スーパーなどでよく見かけるのは、この乾燥タイプの米麹です。

 

生麹を乾燥させているため日持ちするのが特徴で、冷蔵でも常温でも保存でき、生麹よりも扱いやすい点が魅力と言えるでしょう。

 

一度封を開けてからは市販のフリーザーバックなどで密閉保管し、3ヶ月程度で使い切るようにしてください。

まとめ

 

以上、自家製甘酒の作り方や、米麹の入手場所についてご紹介させていただきました。

 

自家製甘酒づくりで注意したいポイントは次の通り。

 

 

・米麹の温度を常に60℃にキープする。

 

・使う道具は清潔に保つ。

 

 

この2点をしっかり守っていれば、栄養満点な自家製甘酒を作ることができます。

 

8時間かけて発酵させるのは確かに大変ですが、手間暇かけて作った自家製甘酒の美味しさは格別です。

 

 

甘酒は冷凍保存すれば3ヶ月は持つので、1度作ってしまえば長期間楽しめますよ。

 

自家製甘酒作りにチャレンジして、市販品との違いを味わってみてください。