甘酒でニキビが治る?そのメカニズムとは?
ニキビのないつるりとしたたまご肌は全女子の憧れと言っても過言ではありません。
とはいえ、寝不足や甘い物の食べ過ぎをはじめ、女性の場合はホルモンバランスの乱れによってもニキビが出来てしまうもの。
顔にニキビが出来ると、治るまで鏡を見るたびに憂鬱な気分になってしまいますよね。
「ニキビを早く治したい!」
「肌トラブルとは無縁でいたい!」
そんなふうに思っているなら、ぜひあなたも甘酒を飲み始めてみませんか。
甘酒を飲み続けることでニキビの治りが早くなり、理想のたまご肌に近づくことが出来るんです。
この記事では、なぜ甘酒を飲むとニキビが早く治るのか、そのメカニズムについてご紹介します。
ニキビを早く治す効果のある甘酒の栄養素とは?
甘酒に含まれるニキビの治りを早める効果のある栄養素を紹介します。
ビタミンB群
飲むことでニキビを改善する効果があるのは、米麹を使って作られた甘酒です。
ビタミンB1をはじめとした8つのビタミンの総称を「ビタミンB群」と呼ぶのですが、米麹の甘酒にはこのビタミンB群がたっぷり含まれています。
ビタミンB群は私たちのお肌を健やかにしてくれるため、サプリメントなどで摂取している方も多いんです!
さらにビタミンB群には、デトックス効果を高める働きも。
老廃物の排出がスムーズになるため、ニキビなどの肌トラブルにも効果を発揮してくれますよ。
アミノ酸
アミノ酸は肌の潤いを保ってきめを整える効果があるため、美しい素肌を手に入れるためには欠かすことができません。
このアミノ酸も甘酒には豊富に含まれています。
美肌を手に入れるためには、体の外側だけでなく内側からも働きかけてあげることが大切です。
普段の食事でアミノ酸を意識して取ることは少ないかもしれませんが、甘酒なら1日1杯飲めばOK!
朝食にプラスするなど取り入れやすいのもうれしいですね。
腸内環境改善が美肌への近道
甘酒を飲むと腸内環境が改善され、お通じがよくなることは以前お伝えした通りですが、腸内環境の良し悪しは私たちのお肌の調子に密接に関係しています。
というのも、腸内環境が悪化していると、体にとって必要な栄養素を十分に取り込むことができません。
せっかく栄養バランスを考えた食事をしたり、サプリメントをとったりしてもなかなか効果が出にくいなら、まずは腸内環境の改善をしてみましょう。
腸内環境が整うとビタミンB群やアミノ酸などの美肌成分を効率よくチャージできるようになるため、遠回りに思えても腸内環境を整えることこそが美肌への近道なのです。
甘酒はメラニン色素の発生を抑制する
ニキビに加え、シミやそばかすも肌トラブルで多い悩みのひとつ。
シミやそばかすができる原因となるメラニン色素は、目に見えなくても私たちの肌にダメージとして日々蓄積されています。
そして、新陳代謝のスピードが衰えることで、シミやそばかすができやすくなっていくのです。
これを解決してくれるのが、甘酒に含まれる「麹酸」です。
麹酸にはこのメラニン色素を作りだす働きを抑制する効果があることが、研究によって明らかになりました。
紫外線対策として外出時に日焼けクリームを塗っているという方も、毎日の食事で美肌ケアをプラスしてあげることで、10年後20年度に同年代と比べて差が付きます。
まとめ
以上、甘酒を飲むとなぜニキビが改善されるのか、その理由についてご紹介させていただきました。
甘酒を飲むとニキビが改善されて美肌になる理由は次の通り。
- ビタミンB群とアミノ酸がお肌の調子を整え、健やかに保ってくれる
- 甘酒を飲むことで腸内環境が整い、効率よく栄養がチャージできる
- 肌トラブルを未然に防ぐことができる
「30歳はお肌の曲がり角」と言われるように、20代をピークにお肌の老化は始まります。
しかもお肌の曲がり角がやってくるのは一度だけのことではないため、若いうちからケアを始めることがとても大切です。
数年後に後悔することのないよう、今から甘酒を飲み始め、ニキビやシミ、そばかすなどの肌トラブルとは無縁の美肌を手に入れましょう。