甘酒で卵焼きが甘くおいしくなる?そのレシピとは?
飲む点滴として有名な甘酒ですが、毎日飲むと同じ味では飽きてしまいますよね。
そこで、甘酒を調味料として様々な料理に活用してみてはいかがでしょうか。
お肉を甘酒に漬け込めば焼いた時に柔らかくジューシーに仕上がりますし、スープなどの隠し味に甘酒を少量加えれば味に深みが加わりよりおいしくなるなど、様々な使い方が思いつきます。
中でも私がおすすめしたいのは、甘酒を使った卵焼きです。
甘酒の自然な甘さと卵のふわふわとした食感はクセになる美味しさで、私もよく作っています。
この記事ではそんな甘酒を使った卵焼きのレシピと、甘酒を使うとなぜ卵焼きがおいしくなるのかをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
甘酒を使った卵焼きの作り方
(材料)
- 卵 4個
- 甘酒 大さじ3
- 水 大さじ3
(作り方)
- 卵をボールなどに割り入れ、甘酒、水を加えてからよくかき混ぜる。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、1の卵液を半分だけ流し入れて焼く。
- 卵が半熟程度に焼けたら巻いていく。
- フライパンの空いた部分にサラダ油を入れて、残りの卵を加えて焼き、巻いていく。
- 卵液がなくなるまで、3と4を繰り返す。
(ポイント)
甘酒を加えると、卵だけで焼く場合に比べて焦げ付きやすくなるため、火加減には十分注意してください。
また、どうしても卵液の底に甘酒が沈殿してしまいますので、適宜かき混ぜながらフライパンへ卵液を足していくのがポイントです。
甘酒を使った卵焼きはなぜおいしくなるのか?
甘酒にはタンパク質を分解する効果をもつ酵素が豊富に含まれています。
そのため、卵液に甘酒を加えることにより白身の切れがよくなり、焼き上がりがより柔らかくふわっとした食感になるんです。
また、料理に甘酒を加えるだけで、まるでだしを加えたような深みのある味わいになります。
甘酒を加えるだけでいいので、手間をかけずに簡単にだし巻き風の卵焼きを作ることも可能です。
工夫次第でいろいろな使い方が考えられますので、ぜひ自分なりのアレンジを楽しんでみてください。
料理に甘酒を使うメリットとは?
甘酒は砂糖やみりんといった様々な調味料の代わりに、料理に使うことができます。
一人暮らしだとあれこれ調味料をそろえても使い切れないことが多いので、いろいろな調味料をそろえる必要がないのはメリットのひとつといえるでしょう。
また、精製される過程で栄養価が大幅に損なわれてしまっている砂糖と比べて、甘酒の方が「酵素」「ビタミン」「ミネラル」といった成分が豊富に含まれています。
したがって、甘酒を料理に「ちょい足し」するだけで、様々な栄養素を効率的に摂取することができるのです。
さらに、甘酒の方が砂糖よりカロリーが低いのもメリットのひとつ。
甘酒をおやつ代わりにしたり、お菓子作りの際に砂糖の代わりに甘酒を使ったりすればダイエットにも有効です。
まとめ
以上、甘酒を使った卵焼きの作り方と、なぜ甘酒を使うとおいしい卵焼きが出来るのかその理由をご紹介させていただきました。
ポイントは次の通り。
- 酵素の力で、より柔らかでふわふわした食感の卵焼きができる
- シュガーフリーの甘みでヘルシー
- 砂糖を使うよりも栄養価が高い卵焼きができる
- 手間をかけずにだし巻き風の卵焼きが楽しめる
甘酒は「飲み物」というイメージが定着していますが、様々な料理に活用できるということがおわかりいただけたでしょうか。
砂糖の甘みに慣れていると最初は少し物足りなく感じるかもしれませんが、甘酒を使い続けるうちに舌が慣れ、少量の甘みでも満足できるようになります。
私は甘いものが好きで、もともとは家に必ずお菓子を買い置きしているようなタイプでした。
しかし、最近では市販のお菓子は甘すぎて買うのを控えるようになり、甘酒やはちみつなどの自然の甘味料を使ったお菓子を手作りすることが増えました。
甘いものを完全に食べないということは難しいかもしれませんが、「最近体重が気になってきた」「食生活を見直したい」と思っているのなら、ぜひ砂糖の代わりに甘酒を調味料として取り入れてみてください。