レッドブルの成分と効果とは?1日何本までOK? 栄養ドリンクとの違いは?

レッドブルの成分と効果とは?1日何本までOK? 栄養ドリンクとの違いは?

レッドブルの成分と効果とは?1日何本までOK? 栄養ドリンクとの違いは?

レッドブル

仕事などで、もうひと踏ん張りしたい!そんなときに欠かせない存在になっているのがエナジードリンクではないでしょうか?

 

そのエナジードリンクのなかで世界的に人気があるのが「レッドブル」です。

 

日本でもおなじみのレッドブルを愛飲されている人は多いと思いますが、どのような成分が含まれていて、どんな時に飲むのが最適なのか、よくわからないという人も多いかと思います。

 

 

今回は、レッドブルの成分と効果についてや飲み方などで気を付けたほうがいいポイントなどを解説していきます。


レッドブルの成分と効果!成分表示の見方とポイントとは?

レッドブルに含まれている主成分は以下の通りになります。

 

レッドブルの成分

  • カフェイン
  • アルギニン
  • ビタミンB群
  • 砂糖類
  • アルプスの水

 

レッドブルの公式ホームページで紹介されている主成分は上記5つです。

 

 

レッドブルに含まれる成分と主な効果をまとめると以下のような感じになります。

 

 

「カフェインによる覚醒作用と砂糖類による疲労軽減」

 

 

なので、仕事などによる疲労感と眠気を緩和することが期待できるドリンクになります。

 

 

それぞれの成分ごとの効果について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

 

レッドブルの成分ごとの効果

カフェイン(含有量:80mg)

レッドブル1缶250?あたりに含まれるカフェインの量は80mgになります。

 

これは同じ容量のドリップコーヒーとほぼ同量のカフェイン含有量になります。

 

カフェインには眠気を抑える覚醒作用など人体に刺激を与えることができるものとして、昔からコーヒーや紅茶類などによって広く摂取されてきました。

 

 

レッドブルにもコーヒーと同様の覚醒作用や集中力アップなどが期待できる十分な量のカフェインが含まれています。

 

アルギニン(含有量:300mg)

レッドブルには「アルギニン」と呼ばれるアミノ酸の一種も含まれています。

 

このアルギニンの効果は、血管を拡張させることによる血流改善やお肌への保湿効果など様々なものがあります。

 

 

アルギニンを摂取することで、すぐに効くという作用はありませんが、健康維持や体質改善など人間が持つ生理機能や免疫機能を高める効果が期待できます。

 

ビタミンB群

レッドブルに含まれるビタミンは、ナイアシンアミド(ビタミンB3)やパントテン酸(ビタミンB5)などの水溶性ビタミンで、主に体内でエネルギーを作るのに必要となる栄養素です。

 

体の機能を正常に保つことに効果があったり、効率的なエネルギー生成を助ける作用をします。

 

砂糖類

砂糖類は人間にとってのエネルギー源となる「炭水化物」の一種となります。

 

レッドブルには「砂糖大根」と呼ばれる「テンサイ」を原料とした糖分が100?あたり11g含まれており、これは一般的なスポーツドリンクやオレンジジュースなどの清涼飲料水に含まれる量と同じになります。

 

 

疲れを感じたときなどのエネルギー源になりますが、カロリーなどが気になる人には「シュガーフリー」タイプのレッドブルもありますので、目的に応じて選んでください。

 

アルプスの水

レッドブルの生産拠点はオーストリアとスイスの間、アルプス山脈にほど近いところにあるので、レッドブルの主成分となる水については、新鮮で最高品質のアルプスからの湧き水を使用しています。

 

 

レッドブルは仕事などに必要となる成分を効率よく摂取できるように各主成分がバランスよく配合されていることがよく分かります。

レッドブルに含まれるカフェイン量について。1日何本までなら大丈夫?

レッドブルが仕事をがんばるときに必要となる成分がバランスよく配合された理想的なエナジードリンクであることは分かりました。

 

しかし、たくさん飲んでも問題ないのでしょうか?

 

1日に何本も飲んでしまう人や、毎日のように飲み続ける人も多いかと思いますが、レッドブルの摂取量に上限などはないのでしょうか?

 

 

1日の摂取量について気を付けたい成分が「カフェイン」となります。

 

平均的な成人男性の場合、カフェインの1日あたりの摂取上限は400mgとなります。

 

 

レッドブルには1缶に80mgのカフェインが含まれますから、1日の摂取上限としては5本が1つの目安となります。

 

 

ちなみにモンスターエナジーのカフェイン含有量は142mgなのでこれと比べたらレッドブルは全然マシな方です。

 

 

カフェインによる副作用としては、頭痛・睡眠障害・血圧上昇などがありますのでくれぐれも飲みすぎには気を付けましょう。

 

それ以外にも糖類過多によるカロリーオーバーも気になるポイントなので、1日に何本も飲むことや毎日飲み続けることに関しては注意をするようにしましょう。

レッドブルなどエナジードリンクと栄養ドリンクの違いとは?

レッドブルは「エナジードリンク」と呼ばれていますが、これとは別に「栄養ドリンク」と呼ばれる飲み物があるのはご存じかと思います。

 

それでは、「エナジードリンク」と「栄養ドリンク」の違いについてご存知でしょうか?

 

 

何となく同じようなものと考えがちですが、実は明確に違う飲み物となります。

 

 

エナジードリンクは、食品衛生法で管理されている「清涼飲料水」となります。

 

エナジードリンクには、食品衛生法で食品添加物と認められた成分しか使用ができず、成分に制限があるほか、効果効能をうたうことや明記することが認められていません。

 

 

これに対して、栄養ドリンクは薬事法で管理される「医薬品、もしくは医学部外品」となります。

 

 

エナジードリンクなど清涼飲料水では認められていないタウリンなど肝臓機能に効果があるとされる成分などを使用することができます。

 

さらに、医薬品・医薬部外品となるので、滋養強壮・肉体疲労・食欲不振といった効果効能に関わる表現や表記が認められていることも清涼飲料水との大きな違いです。

 

 

エナジードリンクと栄養ドリンクでは含まれている成分が異なり、そこから得られる効果効能にも違いがあるので、成分表示などをしっかりと確認をして、自分の状態に適したものを選ぶように心がけましょう。

まとめ

レッドブルは、カフェインによる覚醒作用や集中力のアップ、糖類によるエネルギー補給で仕事などもう少しがんばりたいときにサポートしてくれるエナジードリンクになります。

 

1日5本までを目安として、適量を上手に摂取することで仕事の効率アップなどの味方になってくれます。

 

 

ただし、大量に摂取をするとカフェインの副作用などによる睡眠障害や血圧上昇による体調不良の原因ともなりかねないので、くれぐれも飲みすぎには注意が必要です!

 

レッドブルを飲んでも疲れがとれないといった場合などには、肉体疲労などに効果がある栄養ドリンクを飲んでみる、もしくは早めにお医者さんに診てもらうといったことを考えてみることが重要になります。

 

 

まずは、レッドブルの成分と効果をよく理解をして上手に利用しましょう!