牛乳を飲むとおならがたくさん出る原因は?臭くなければ腸内環境は健康?

牛乳を飲むとおならがたくさん出る原因は?臭くなければ腸内環境は健康?

牛乳を飲むとおならがたくさん出る原因は?臭くなければ腸内環境は健康?

 

牛乳を飲んだ後にはよくおならが出る体験をしたことがある方が多いのではないでしょうか。

 

私も牛乳を飲んだ後にはお腹が張っているような感覚になり、おならが止まらなくなることを経験したことがあります。

 

こんなにおならが出るのならば、もう牛乳を飲みたくないとも思うくらいでした。

 

 

しかし、なぜ牛乳を飲んだことによっておならが出やすくなってしまうのでしょうか。

 

というわけでここでは牛乳を飲むとおならが出てしまう原因や、そのおならが健康だから出るのかどうなのかを紹介させていただきます!

牛乳を飲むとおならが出るのはなぜ?

 

牛乳には水素というものを作る働きがあるため、結果的にそれはおならが出る原因になります。

 

なぜ牛乳を飲むことによって水素を作り出すのかといいますと、牛乳の中には乳糖といわれるものが含まれております。

 

 

その乳糖の中には「ラクターゼ」と呼ばれている酵素があり、その酵素の働きによって人々は消化をしたり、または体内に吸収もされるようになっているのです。

 

しかしながら日本人の中のおよそ9割の方々が、この「ラクターゼ」という酵素が少ない、乳糖不耐症というものだといわれております。

 

 

そのため牛乳を飲んでも乳糖がなかなか消化しきれずに、お腹が張っていて苦しかったり痛かったりという感覚になったり、ゴロゴロする方が多いのですよ。

 

その結果、大腸に届いたところで腸内細菌によって利用された乳糖が、水素を作り出すことになります。

 

 

それによって、お腹の中で牛乳が水素を作り出すということ、つまりおならがでることへとつながってしまうのですね。

牛乳を飲んだ後のおならが臭くなければ健康なの?

 

牛乳を飲んだ後に作られる水素の影響によって出るおならが臭くないのであれば、それは実質的に身体が健康だといっても過言ではありません。

 

それはなぜかといいますと、臭くないおならが出るということは牛乳によって作られた水素がそのままきれいなままで体外へと排出されたということだからです。

 

 

わかりやすく言わせていただきますと、水素が体外へと放出される際には必然的に腸内を通っていきますよね?

 

つまりは腸内を通過してから排出されたおならが臭くないということはその方自身の腸内環境もしっかりと整っているということに繋がるのです。

 

 

ただしいくらおならが臭くないといっても、いつになってもおならがなかなか止まらないのであれば医師に相談をした方が良いこともあります。

 

おならが止まらないという時には「セリアック病」や「過敏性腸症候群」になっている可能性もありますので、注意が必要なのですよ!

 

 

ただのおならだからといって軽く考えずに、腸内環境を整えることの大切さもしっかりと知りましょう。

牛乳を飲んだ後のおならが臭い場合は要注意?

 

牛乳を飲んだことによって排出されたおならが臭かったのならば、注意した方が良いです。

 

その理由は、牛乳を飲んだことで作られた水素が腸内を通過する過程で臭くなってしまったからなのです。

 

腸内を通って臭くなったということはつまり、腸内環境が整っていないということに繋がります。

 

 

腸内環境が整っていないと、水素はメタンガスといわれる臭いおならの原因の物質へと変化してしまいます!

 

牛乳を飲んだことによって臭いおならがたくさん出ることを恐れるのであれば、まずは腸内環境を整えましょう。

 

 

腸内環境が整えば、ぽっこりお腹や肌の吹き出物なども解消することに繋がるので身体にとって良いことばかりなのですよ。

腸内環境を整えるには?

 

結論からいいますと、腸内環境を整えるには乳酸菌の多く入っている発酵食品を食べることが良いとされております。

 

他にも、適度な運動をしたり十分な睡眠時間を摂るということも腸そのものを整える生活習慣に繋がるのです。

 

 

腸内環境が悪い時には、悪玉菌という有害物質を作り出すものが多くなってしまっています。

 

そんな時になるべく発酵食品を摂取するように心がけることによって善玉菌が増えて腸内環境が良くなってくれるのですよ。

 

 

そのため、普段から朝食時に納豆やヨーグルトを献立に取り入れたり、夕食時にチーズやバターなどを使用した食事を摂るように心がけると良いでしょう。

まとめ

 

以上、牛乳を飲むことによっておならが出ることに繋がるのかということについて書かせていただきました。

 

牛乳を飲むことによっておならが出ることのまとめとしましては

 

  • 牛乳を飲むことによって水素が発生するためおならが出てしまう
  • 牛乳を飲むことによって出るおならが臭くないということは結果的に腸内環境が整っているということがいえる
  • 牛乳を飲むことによって出るおならが臭かったのならば腸内環境が整っていないということがいえる

 

ということがわかりました。

 

私の場合は牛乳を飲むことで出るおならが自慢ではないですが自他共に認めるほどになかなか臭かったです。

 

そのため、腸内環境が整っていなかったのではないかといえます。

 

それを知ってからというもの腸内環境を良くする働きのあるヨーグルトやチーズ、納豆などの発酵食品をなるべく1日のうちに1回でも食べることを心がけるようにしております。

 

日頃から牛乳を飲むことが好きなのにもかかわらず、おならの臭いを気にして飲めないということになってしまったら悲しいのですよ。

 

おならが臭いということは周りの方々にも迷惑をかけることへと繋がってしまうかもしれませんからね。

 

 

この記事を読んでいただいたことによって、何かお役に立てるのであれば幸いです!