白湯を作るとき沸騰にかかる時間と手順を紹介!どう飲めば効果的?

白湯を作るとき沸騰にかかる時間と手順を紹介!どう飲めば効果的?

白湯を作るとき沸騰にかかる時間と手順を紹介!どう飲めば効果的?

白湯

美を追求するファッションモデルや芸能人が実践していることで話題になった「白湯」美容法。

 

お湯を飲むだけで美容はもちろん健康にもいい!ということで、「魔法の飲み物」とも呼ばれるようになりました。

 

 

この白湯、私も飲んでいます。

 

始める前は「味のないお湯なんて飲めない……」と思っていたのですが、飲んでびっくり!ほんのり甘くて美味しいんです。

 

 

白湯を始めてみようとすると、

 

  • 作るのにどのくらい時間がかかるの?
  • どう飲めばいいの?

 

まずこの点が気になるのではないでしょうか。

 

 

そこで今回は、白湯習慣を二年続けてきた経験から、「白湯の作り方と時間」「効果的な飲み方」についてお話ししていきたいと思います。

 

 

冷え性や便秘の改善、デトックス、さらに代謝アップによる脂肪燃焼も期待できる白湯の作り方をマスターして、体の中からキレイを目指しましょう!


白湯を作るとき沸騰にかかる時間

まずは白湯を作るのにかかる時間から。

 

「魔法の飲み物」というからには、魔女が薬を作るように鍋で三日三晩ぐつぐつ煮る……?

 

 

いえいえ、白湯は15分でできます。

 

 

というのも白湯を作るには、沸騰してから10分間沸かし続けるのがいいとされているから。

 

実際に2リットルをガスコンロで沸かしてみると、ぷくぷくと泡立ち始めるまでが5分、煮沸10分で合計15分でした。

 

 

なぜ10分加熱するの?

沸騰したのにさらに10分も!?と驚くかもしれませんが、理由はトリハロメタンを取り除くため。

 

 

トリハロメタンとは水道水に含まれる有害物質で、摂りすぎるとがんにつながるとされています。

 

このトリハロメタンは沸騰後5分で2〜3倍にも増えますが、加熱し続けると蒸発して水の中から消えていきます。

 

なお沸騰してから15分加熱するとトリハロメタンがほとんどなくなるとされているので、時間があれば少し長めに火にかけてもいいでしょう。

 

 

同時に水道水特有のカルキくささも抜けてまろやかな口当たりになりますよ。

 

 

トリハロメタンは怖くない

 

がんと聞くと怖いですが、トリハロメタンは国の水質基準によってごく低く抑えられています。

 

3倍に増えたトリハロメタンを一生摂り続けても体に影響のないレベルなので、沸騰させる時間があまり取れなくても安心してくださいね。

白湯を作る手順

では具体的な白湯の作り方を見ていきます。

 

 

白湯の作り方

  1. やかんか鍋に水道水を入れて強火にかける。
  2. ぷくぷくと泡が出てきたら弱火にして10分間加熱する。湯気に含まれるトリハロメタンを逃すため、蓋も取ってください。
  3. 保温ポットや水筒に移し替える。

 

※電気ポットで作る場合は沸騰を数回繰り返す

 

※ミネラルウォーターや浄水器を通した水なら一度沸騰させるだけでOK

 

 

白湯作りのポイント

  • 沸騰させてから冷ますこと
  • 沸かし直しはNG

 

 

沸騰する前に火を止めたり、水を入れて冷ましてしまうとトリハロメタンが取り除けません。

 

また冷めた白湯を沸かし直すと成分バランスが崩れ、トリハロメタンが再発生して口当たりも悪くなるので避けましょう。

 

 

以上、簡単3ステップで魔法の飲み物が完成です。

 

 

白湯作りを習慣にするコツは「ついでにやる」こと。

 

私は毎朝、洗顔する前にやかんを火にかけています。

 

スキンケアが終わる頃には白湯ができていて楽ちんですよ。

白湯のおすすめの飲み方

 

次は効果的に体が温まる白湯の飲み方をご紹介しますね。

 

 

白湯の基本の飲み方

 

  • 量……700〜800ml
  • 温度……50℃〜80℃
  • 時間……朝昼晩

 

 

(1)白湯の量

 

一日に飲む白湯の量は700〜800mlが目安です。

 

飲みすぎると水分の摂りすぎで逆にむくんでしまうので注意。

 

 

(2)白湯の温度

 

白湯の適温は体質や季節によって変わります。

 

 

  • 基本の温度……50℃
  • 冷え性の人または冬場……70〜80℃
  • 暑がりの人または夏場……40〜50℃

 

 

体温より少し高い50℃の白湯は、体にスムーズに沁みわたるとされています。

 

温かさを感じにくい冷え性の人はそれより高めの70〜80℃、逆に暑がりの人は低めの40〜50℃が飲みやすいでしょう。

 

熱湯や冷めきった白湯は内臓に負担がかかるので避けてくださいね。

 

 

大切なのは「自分が心地よいと感じる温度」で飲むことです。

 

私は冷え性なので熱めで飲んでいますが、50℃で飲むよりもじんわり温かさが感じられて、気持ちがいいですよ。

 

 

(3)時間

 

白湯はいつ飲んでもいいのですが、朝昼晩を目安にすると習慣にしやすいです。

 

朝起きてすぐ、昼食時、夕食時にコップ1杯(200mlくらい)を摂りましょう。

 

一日を通して、少量ずつゆっくり飲むのが効果的に体を温めるポイントです。

 

 

白湯におすすめのちょい足し!

 

(1)はちみつ

 

何か味が欲しいときには、はちみつを少し足して優しい甘さを楽しみましょう。

 

 

(2)生姜

 

白湯と生姜のダブル効果で内臓の温め効果がアップ。

 

お湯を沸かすときにスライス生姜を入れるか、チューブやパウダー生姜を溶かします。

 

 

(3)レモン

 

ビタミンCとクエン酸で美肌効果が期待できますね。

 

輪切りのレモン(またはレモン汁)と塩をひとつまみ足すだけで美容ドリンクの完成です。

まとめ

  • 白湯は15分で作れる
  • 白湯を作るには沸かしたお湯をさらに10分加熱する
  • 700〜800mlの温かい白湯を数回に分けてゆっくり飲む

 

 

何よりも大切なのは習慣にしていくこと。

 

 

人それぞれ体質が違うので、作り方も飲み方も、「目安」であって「正解」ではないんです。

 

とりあえず温かいお湯なら内臓は温まるんだから!ぐらいの気軽な気持ちでいきましょう。

 

 

実際私も10分間加熱しないこともあるし、量も飲むタイミングも気の向くままです。

 

それでも続けていたら冷え性が楽になってきました!

 

 

そんな「魔法の飲み物」白湯習慣、あなたもぜひ始めてみてください。