ホットミルクの効果を検証!効果的に飲む時間は、朝がいい?それとも夜?

ホットミルクの効果を検証!効果的に飲む時間は、朝がいい?それとも夜?

ホットミルクの効果を検証!効果的に飲む時間は、朝がいい?それとも夜?

ホットミルク

飲むと、じんわりと優しく胃を温めてくれるホットミルク。

 

そんなホットミルクに、みなさんはどんな効果を期待していますか?

 

 

おいしいから、落ち着くから、という理由で飲んでいる方も多いかもしれません。

 

しかし最近テレビの情報番組などでも取り上げられるように、ホットミルクにはさまざまな効能があるとされます。

 

 

せっかく飲むのであれば、おいしく、効率的に、最大限に効果が発揮される飲み方をしたいものですよね。

 

ホットミルクの効果と、それを引き出す飲み方について、ご紹介していきます。


ホットミルクにはどんな効果がある?

ホットミルクは当たり前ですが牛乳を温めた飲み物です。

 

牛乳には胃酸を抑える作用があり、消化を助けて胃の負担を抑えてくれる効果があります。

 

牛乳は、“胃に膜をはる”というのを聞いたことがあるかもしれません。

 

 

その付随効果を狙って、お酒を飲む前に牛乳を飲む人もいますよね。

 

 

また、牛乳に多く含まれるカルシウムは、イライラした気持ちを抑えるリラックス効果も期待できます。

 

カルシウムは抗ストレスホルモンの生成も助長しますので、ストレスを緩和して精神を落ち着かせることにも役立ちます。

 

 

 

そして意外と知られていませんが、牛乳にはビタミン類も豊富に含まれています。

 

皮膚や粘膜の正常な細胞分裂を促すビタミンAや、肌の新陳代謝に役立つビタミンBなどが豊富なのです。

 

 

そんな栄養豊富な牛乳を摂る際、冷たいまま飲んでしまうと、その冷たさ自体が胃への刺激となって負担をかけてしまいます。

 

しかしホットミルクにした場合は、そういった胃への負担も減り、栄養分を効果的に摂取できるのです。

 

 

また、ホットミルクを飲むことで胃腸が温まり、深部体温を上げてくれます。

 

その後、深部体温が徐々に下がってくることでリラックス効果が高まり眠気を催しますので、質の良い質の良い睡眠を得ることができます。

ホットミルクを摂るなら、朝と夜どっちがいい?

朝か夜か

前述のとおり、ホットミルクが安眠によいというのは、広く知られた話ですよね。

 

睡眠の質を高める効果を狙ってホットミルクを飲むのであれば、就寝の1時間程度前に飲むのがおすすめ。

 

 

安眠につながる睡眠ホルモン「セロトニン」を含んだホットミルクを寝る前に飲むと、温められた体内の温度が下がってくると同時に、自然で心地良い眠気をもたらしてくれます。

 

 

一方、ホットミルクを朝に摂る効果としては、便秘の解消が挙げられます。

 

便秘薬にも使われている、便を柔らかくする効果のあるマグネシウムや、オリゴ糖・乳糖などが含まれている牛乳を温めて朝一番に摂取することで、体に負担をかけずに腸を目覚めさせることができ、便秘の解消に役立つというわけです。

 

 

他にも、ビタミンによる美容効果や、イライラの解消といったことにもホットミルクは役立ちますが、こういう効果を求める場合は、特に時間は関係ありません。

 

ホットミルクは一杯でお腹もある程度満たされ、気持ちも静めてくれますから、自分の生活サイクルの中にうまく取り入れてみてください。


ホットミルクのアレンジと、効果を高める方法!

それだけでもいろいろな効果が期待できるホットミルクですが、ちょっとアレンジを加えることで、飽きることなく続けることができそうですよね。

 

おいしく、しかも効果が高まるホットミルクのアレンジをご紹介しましょう。

 

ホットミルク+砂糖

とってもシンプルですが、甘味を足すことで満足感も増し、お子さんでも飲みやすい1杯になります。

 

安眠効果である「セロトニン」の分泌は、砂糖が加わることによって促進されますから、
効果という意味でも一石二鳥です。

 

ホットミルク+甘酒

今美容に良いと人気がある甘酒をホットミルクに加えてみるという、女性におすすめのアレンジです。

 

甘酒には天然の麹の甘味もありますから、甘さが加わることにもなりますし、甘酒のもったりした食感が、飲んだ時の満腹感も増長させてくれます。

 

さらにアレンジとして、体を温める生姜を加えたり、ゆずの皮やゆずジャムをすこし加えてみるのも、風味がよくなるのでおすすめです。

 

ホットミルク+きなこ

ホットミルク + きな粉

 

こちらも、美容を気にする女性には特におすすめのアレンジです。

 

きなこには、おなじみの大豆イソフラボンが多く含まれているのはもちろんのこと、食物繊維も豊富に含まれています。

 

便秘対策として朝一杯のホットミルクを飲む際には、きなこをスプーン1杯加えてみると、さらにその効果が高まりますよ。

まとめ

レンジで牛乳を温めればできてしまうお手軽なホットミルク。

 

お手軽なのに様々な効果があるとなれば、さっそく実践してみたくなったのではないでしょうか。

 

 

ホットミルクとは言っても、あまりに熱いものは、かえって体への負担になってしまいますので、70℃程度で「熱い」いうより「温かい」と感じるものを摂るのがいいでしょう。

 

 

効果を高めてくれるアレンジ方法を3つ紹介しましたが、その他にも、ココアや抹茶、シナモンなどのパウダーを加えれば、簡単に味を変えることができます。

 

固形のキャラメルやチョコレートも、温めた牛乳であれば混ぜているうちに溶けていくので、カフェのようなフレーバーホットミルクを自宅で楽しむこともできそうです。

 

 

味のアレンジが広がれば、飽きることなく続けられそうなホットミルク習慣。

 

安眠のためにも、今日から始めてみませんか?